大阪の中核地として発展している活発なエリア
大阪市中央区は大阪市の中央部に位置し、府庁をはじめとした行政機関が集まり、大阪の政治・経済の中核地として発展しています。同市区は近年、新しい居住用ビルの建設が続いており、国勢調査によれば対前回比人口増加率が東京都中央区につぎ、全国でも屈指の伸び方をしています。同市区の主な住宅地域は心斎橋駅周辺の南船場地区、島之内地区、博労町、南久宝寺町です。また、駅周辺には百貨店、ショッピングセンターをはじめとした大小さまざまな商業施設が建ち並んでいます。乗り入れている鉄道路線も多く、JR大阪環状線、京阪本線、近鉄難波線、南海本線、OsakaMetroの各線が大阪の中核である同市区の交通を支えています。
中央区は、元号が平成になって間もない1989年(平成元年)2月13日に、それまでの東区と南区が合併し誕生した。合併後も、中央区内でかつての区名である「東」「南」を冠した税務署・警察署・普通郵便局が存在する(なお大阪中央郵便局は北区に所在)。
2010年(平成22年)に行われた国勢調査速報では、対前回比人口増加率が17.9%増となり政令指定都市の行政区の中ではトップとなった。これは東京都中央区の24.8%増と並び全国でも屈指の伸びである。早くから大阪の心臓部として業務地化が進み居住には適さない環境になりつつあったため、30年以上にわたりドーナツ化現象による居住者減少が続いてきた中央区だが、バブル崩壊以降老朽化し取り壊されたオフィスビルの跡地などに居住用の大型マンションが建ち並ぶなどして再び夜間人口が上昇。特に谷町筋沿いのかつての東区だった中央区の東部(いわゆる上町台地の北端付近)においてタワーマンションの建設が盛んに行われ、著しい人口増加となった。この地域は官公庁街や北浜のような金融街のみならず大阪府立大手前高等学校などを有する文教地区でもある。区の大部分がオフィス街及び官庁街であるため純粋な住宅地は限られており、マンションや団地などの集合住宅が大半を占め、低層住宅の戸建住宅やアパートなどは極めて少ない。道路は碁盤目状で、市内他地域と比べると整備が進んでいる。
なお1980年(昭和55年)頃と2010年(平成22年国勢調査)を比較すると、当時の東区と中央区の東側との比較では27,227人から37,469人に増加、当時の南区と中央区の南側との比較では36,380人→41,321人に増加している。現在も大阪に本社を置くロート製薬やハウス食品、更には大阪発祥の企業である野村証券とUSENは中央区が発祥地である。
大阪市中央区 新築一戸建 供給数 ≪極少≫